大阪市で日曜日の
内視鏡検査は当院へ
当院では、土日にも胃カメラ検査・大腸カメラ検査を実施しております。
平日はお仕事やご予定などでお時間の確保が難しい方も、週末を利用して無理なく検査を受けていただけます。
ぜひお気軽にご相談ください。
胃カメラ検査
口または鼻から細い内視鏡(スコープ)を挿入し、食道・胃・十二指腸の粘膜の状態をリアルタイムで詳細に観察できるようになっています。もし疑わしい病変が見つかった場合は、組織の一部を採取して病理検査に回し、より詳しい新弾を行います。特に胃がん・食道がんは胃カメラ検査によって早期に発見できる重要な病気で、早期発見により治癒が期待できます。しかしながら早期胃がんの診断には経験と技術が必要で、内視鏡検査による見逃し率は医師の経験によって差があることが報告されています(内視鏡検査後3年以内に胃がんを発見された割合は内視鏡経験10年未満の医師では32.4%、10年以上では19.4%と報告されており(Hosokawaら, Hepatogastenterol, 2007)、経験豊富な医師による検査が早期発見の鍵となります。また、食道がんの早期診断は、胃がんよりもさらに難易度が高いとされており、より専門的な知識と観察力が求められます。
当院では、早期癌の内視鏡診断経験数5000例以上の消化器内視鏡専門医・指導医が検査を担当し、苦痛の少ないスムーズな検査の実施に努めるとともに、検査結果や今後の治療方針についても分かりやすくご説明いたします。ご不明な点やご不安なことがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。当院の院長は、日本消化器内視鏡学会『早期胃癌の内視鏡診断ガイドライン(第2版)』の作成委員を務めた経験があり、専門的な知見に基づいて、わかりやすく丁寧にご説明いたします。
大腸カメラ検査
肛門からスコープ(内視鏡)を入れて、大腸全体の粘膜の状態をリアルタイムで詳しく観察します。これにより、大腸ポリープ・大腸がん・炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎やクローン病)などの診断が可能です。大腸がんは発症初期には自覚症状が乏しいため、早期発見・早期治療のためには定期的な大腸カメラ検査が非常に重要です。また、がんに進行するリスクのある大腸ポリープが見つかった場合には、検査中にその場で切除することも可能です。当院では、患者様に安心して検査を受けていただけるよう、鎮痛剤・鎮静剤を使用し、無送気軸保持短縮法という体への負担が少ない挿入法を取り入れ、苦痛の少ない検査を心がけています。また、更衣室を完備し、プライバシーにも配慮しています。
検査は、他院で切除できなかった、あるいは十分に切除できず再発してしまった大腸がん、大腸ポリープの治療経験も豊富な消化器内視鏡専門医・指導医が担当いたします。内視鏡で届く範囲にある治療対象のポリープについては、その場で切除できます。ただし入院での治療が望ましいケースや患者様のご希望、状態によっては、大阪国際がんセンターなどの連携医療機関へのご紹介も行なっておりますので、どうぞ安心してご受診ください。
ご不明な点やご不安なことがございましたら、遠慮なくご相談ください。
当院の内視鏡検査の特徴
経験豊富な日本消化器内視鏡学会専門医・指導医によるスムーズで精度の高い内視鏡検査
当院の内視鏡検査はすべて、日本消化器内視鏡学会の専門医・指導医・評議員であり、FJGES(Fellow of Japan Gastroenterological Endoscopy Society)でもある院長が担当いたします。
これまでに早期癌の内視鏡診断経験が5,000例以上、10,000個以上の大腸ポリープ切除を行ってきた実績があり、他院では切除できなかったり、十分に切除されずに再発した大腸ポリープ・大腸がんの治療経験も豊富です。
胃がん・食道がんは胃カメラ検査によって早期に発見することで治癒が期待できる重大な病気です。しかし、早期がんは粘膜のわずかな変化として現れることが多く、診断には高度な技術と豊富な経験が不可欠です。
また、大腸カメラ検査において、内視鏡で届く範囲の治療対象となる大腸ポリープは、その場での切除が可能です。ただし、入院での治療が望ましいケースや、患者様のご希望・全身状態などを考慮したうえで、大阪国際がんセンターなどの連携医療機関へのご紹介も行っておりますので、どうぞご安心ください。
検査中は患者様の体調に常に注意を払いながら進めてまいります。苦痛の少ない、安全な検査を心がけておりますので、不安なことがあればいつでもご相談ください。
当院の院長は、日本消化器内視鏡学会『早期胃癌の内視鏡診断ガイドライン(第2版)』の作成委員を務めた経験があり、専門的な知見に基づいて、わかりやすく丁寧にご説明いたします。
鎮静剤を使用してリラックスした状態で検査
当院の内視鏡検査では鎮静剤を使用することで、患者様のご負担をできる限り軽減することを心がけております。
鎮静剤を用いることで、患者様はウトウトと眠っているようなリラックスした状態で検査を受けることができ、不快感や苦痛が起こりにくくなります。これにより、検査に対する不安感を和らげるとともに、医師側にとってもスムーズかつ精度の高い観察が可能になります。
また、当院で使用している内視鏡は、最新鋭・細径スコープであり、挿入時にもなるべく負担がかからないよう配慮されています。
もちろん、鎮静剤を使用しないで検査を行うことも可能です。
患者様のご希望やご体調に応じて柔軟に対応いたしますので、ご不安な点がございましたらお気軽にご相談ください。
最新の内視鏡システムを導入
当院では、富士フイルム社の最新内視鏡システム「ELUXEO 8000」を導入しています。同社は細径内視鏡の開発技術に優れており、院長はこの最新の細径内視鏡を用いて、従来の内視鏡では治療困難とされていた病変を切除した症例を複数、学術誌に報告しています(※)。当院で胃カメラ検査に使用する細径内視鏡は治療用よりさらに細く、先端径5.8mmで、患者様の苦痛と負担を軽減します。
「ELUXEO 8000」ではボタン操作一つでLED光源を切り替えられ、さらに細径スコープでも高画質画像により微細病変の検出が容易になりました。当院は外科手術不要な段階での消化管がんの早期発見・治療を目指しており、豊富な診断経験(早期癌5000例以上)と高性能機器を組み合わせて検査を行います。
BLI(Blue LASER Imaging)
短波長光により血管や表面構造を鮮明化。がんや選手などの細胞の増殖に伴う血管異常や構造の乱れを捉え、胃がんだけでなく、特に食道がん・咽頭がんの発見、大腸ポリープの診断に有用。
LCI(Linked Color Imaging)
粘膜の微細な色調を強調し、炎症や早期がんを発見しやすくします。ランダム化比較試験で白色光(通常の光)より上部消化管の腫瘍性病変の発見率向上(Onoら, Ann Intern Med, 2021)、大腸腺腫やSessile Serrated Lesionといった癌化する可能性のある大腸ポリープの発見率向上が示されています(Suzukiら, Clin Gastroenterol Hepatol, 2023)。
これらの観察モードを組み合わせ、安全・低負担で精密な内視鏡検査を提供いたします。
※主な関連論文
1. Retroflexed endoscopic submucosal dissection of a lesion invading the pyloric ring, using a newly developed thin endoscope, Shichijoら, Endoscopy, 2024.
2. Endoscopic submucosal dissection for a duodenal polyp at the upper aspect of the duodenal bulb usng a newly developed endoscope, Shichijoら, Video GIE, 2023.
3. Gastric endoscopic submucosal dissection through a gastrostomy using a newly developed thin endoscope, Shichijoら, Endoscopy, 2024.
大型モニターで小さな病変も見逃さない工夫
当院では、小さな病変も見逃さず正確な診断・治療を行うために、最新の4K対応ハイビジョンモニターを採用しています。
高精細なモニターを使用することで、内視鏡カメラがとらえた画像を細部まで鮮明に表示することが可能となり、通常の観察はもちろん、拡大観察時にも粘膜や血管の微細な変化をしっかりと捉えることができます。
さらに、映り込みや反射が少ないモニターを使用しているため、医師がより短時間で正確に観察・診断することができ、患者様の負担軽減にもつながります。
質の高い内視鏡診療を支える環境を整え、皆さまに安心して検査を受けていただけるよう努めています。
検査後はリカバリースペースでお休みいただけます
検査終了後は、ストレッチャーに横になったままリカバリースペースへ移動し、鎮静剤の効果が切れるまでリラックスできる落ち着いた環境の中でゆっくりとお休みいただけます。スタッフが状態を確認いたしますので、安心してお過ごしください。
ご不安な点やご不明なことがございましたら、どうぞお遠慮なくお声がけください。
胃カメラと大腸カメラの同日検査が可能
当院では、胃カメラ検査と大腸カメラ検査を同じ日に受けていただけます。ご来院いただく回数や食事制限の回数も少なくて済むため、お仕事やご予定でお忙しい方にもおすすめです。なお、同日検査の実施については、患者様のご体調や診察内容に基づき医師が慎重に判断いたします。ご希望の方は、お気軽に事前にご相談ください。
土曜日・日曜日も検査対応
当院では、土日にも胃カメラ検査・大腸カメラ検査を実施しております。
平日はお仕事やご予定などでお時間の確保が難しい方も、週末を利用して無理なく検査を受けていただけます。
ぜひお気軽にご相談ください。
胃カメラは経鼻内視鏡検査と経口内視鏡検査の選択が可能
当院では、鼻からスコープを挿入する「経鼻内視鏡検査」と、口から挿入する「経口内視鏡検査」のいずれにも対応しております。
どちらの方法でも、先端径5.8mmの最新鋭の細径スコープを使用し、患者様へのご負担を最小限に抑えるよう配慮しています。
とくに経鼻内視鏡検査は、スコープが舌の根元に触れにくいため、嘔吐反射が起こりにくいのが特長です。「胃カメラは苦手」「以前に辛い経験がある」という方にもおすすめです。
また、鎮静剤を使用せずに検査を受けていただくことも可能です。その場合、患者様は検査中にご自身専用のモニターでリアルタイムに画像を確認しながら、検査を進めることができます。
大腸カメラは負担の少ない「無送気軸保持短縮法」によるスコープ挿入
大腸カメラ検査では、腸の形状の個人差(ねじれ・湾曲・癒着など)により、内視鏡スコープの挿入時に痛みや不快感を伴うことがあります。
当院では、患者様のご負担を最小限に抑えるために、「無送気軸保持短縮法」という高度なスコープ挿入法を採用しています。
この方法では、従来のように腸を膨らませるために空気を送り込まず、腸を短縮しながらスコープを進めていくため、腸の過度な伸展や圧迫が抑えられ、痛みが起こりにくくなります。
さらに、患者様の腸の形状・体型・手術歴・既往歴などを総合的に考慮し、最適な挿入法をその都度検討しています。
豊富な経験を持つ医師が丁寧に対応いたしますので、初めての方でも安心してご受診いただけます。
大腸カメラ検査中に発見した大腸ポリープは、その場で切除可能です
大腸ポリープは多くの場合、良性ですが、放置すると、がんに進行する可能性があるものがあります。そのため、早期発見・早期切除が非常に重要です。
当院では、大腸カメラ検査中にポリープを発見した場合、その場で拡大内視鏡にて詳細に確認し、切除が望ましいと判断された場合は即日で切除を行います。
これにより、後日に再度ご来院いただく必要がなくなり、下剤の内服や食事制限といったご負担も一度で済みます。
院長はこれまでに10,000個以上の大腸ポリープ切除実績があり、他院で切除できなかった、あるいは十分に切除できず再発してしまった大腸がん、大腸ポリープの治療経験も豊富です。
内視鏡で届く範囲にある治療対象のポリープについては、その場で切除可能です。ただし、入院での治療が望ましいケースや患者様のご希望・体調に応じて、大阪国際がんセンターなどの連携医療機関をご紹介いたします。
患者様の安全と治療効果を第一に、最適な方法をご提案いたしますので、どうぞ安心してご相談ください。
大腸カメラはお腹の膨張を軽減する炭酸ガスを使用
大腸は湾曲が多く、ヒダやシワが多数存在するため、大腸カメラ検査では腸を適度に膨らませて、これらの陰に隠れた病変を見逃さないようにする必要があります。通常は空気を注入して腸を広げますが、検査後にお腹の張り(膨満感)がしばらく残ることがあります。
当院では、検査後の膨満感を少しでも軽減するため、空気ではなく「炭酸ガス」を使用しています。炭酸ガスは空気に比べて体内に速やかに吸収され、吸収された後は呼気として自然に体外へ排出されますので、身体への負担も少なく安心してご利用いただけます。
大腸カメラ用の前処置室・専用お手洗いを完備、院内で下剤の服用が可能
当院では、大腸カメラ検査を受ける方のために、下剤を服用していただく専用の前処置室とお手洗いを院内に完備しております。患者様のプライバシーに十分配慮した設計となっており、他の患者様の目を気にせず、リラックスしてお過ごしいただけます。
ご希望に応じて、個室での前処置も可能です。また、ご夫婦やご友人とご一緒に前処置を受けていただくこともできますので、どうぞお気軽にご相談ください。
もちろん、ご自宅で下剤を服用してからご来院いただくことも可能です。ご希望に合わせて柔軟に対応いたします。